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都内のラグジュアリーブランド店で働くには?

ラクジュアリーブランドとは?

アパレル業界には、さまざまな店舗があります。
しかしその中でも多くの人が憧れるのが、ラグジュアリーブランドです。

ラグジュアリーブランドとは、セレブなどが愛用する世界的に有名なファッションデザイナーのブランドで、パリコレに参加するなど世界的な人気を誇る、ゴージャスで高価な洋服を販売するブランドです。
欧米の外資系ブランドが主体で、シャネルやエルメス、ルイ・ヴィトン、イブ・サンローランなど、価格を下げずに高級志向を追求しているのが特徴です。

ラグジュアリーブランドで働くメリットとデメリット

アパレルショップの販売員の多くが、ラグジュアリーショップにあこがれています。
それは、販売員の労働環境が整っているからです。

ラグジュアリーブランドは、外資系の会社がほとんどです。
日本ではアパレルショップの店員は長時間労働であるにもかかわらず、サービス残業が多かったり、全体的な給与が低かったりと、待遇が良いとはいえない職場が多いのが現状です。

しかし、ラグジュアリーブランドは外資系なので残業や休日の管理はしっかりしており、残業は少ないですし、休みもしっかり取ることができます。
給与も日本のショップに比べて、かなり高めです。
外資系は実力主義なので、売り上げを上げれば上げるほど、収入が上がるのもメリットです。
トップレベルの年収は、1000万円以上といわれています。

高収入で休日なども取りやすいのですが、デメリットもあります。
一着何十万円もする高価な商品を扱うのですから、接客や働き方に高いレベルが要求されます。
外資系の会社は基本的に実力主義です。
売り上げを上げる、顧客から信頼されるなど、会社に貢献できれば高収入が期待できますが、思うような結果を出せなければ、収入は上がりません。
販売員同士の競争意識も激しいのが普通ですから、人間関係にも気を使うことが多いことも覚えておきましょう。

また、ラグジュアリーブランドの求人は、かなり少ないのが現状です。
求人募集をしても採用数は1名程度ですし、未経験の人や20代の若い人はまず採用されません。
アパレルショップで経験を積み、すぐれたスキルがあると判断されなければ、採用は難しいと考えてください。

ラグジュアリーブランドの販売員に求められるスキル

では、ラグジュアリーブランドで働くために、どのようなスキルが求められるのでしょうか。

まず、接客スキルです。
ラグジュアリーブランドのお客様は、高収入の人ばかりです。
洋服の購入だけでなく、飲食店やほかのお店でも高額の買い物をされるのが日常ですから、常に最高の接客を受けています。
セレブのお客様に失礼にならないマナー、教養、品性のある接客が求められます。

さらに英語力、演劇や絵画、映画、歌舞伎、バレエ、オペラなど、日本文化や欧米の文化・歴史にも精通するほどの教養も必要です。
なかにはお客様に観劇に誘われることもあるからです。
またお礼状やイベントへの招待状など、手紙を書く機会も多いですから、手紙のマナーも必要です。

接客業として最高のスキルが求められるといって過言ではありません。

ラグジュアリーブランドの求人は狭き門ですから、努力が必要です。
しかし実力次第で高収入が得られますし、ハイレベルのお客様とお付き合いも期待でき、とてもやりがいのある仕事です。